2020年2月12日水曜日

節分会 その8

日本の伝統行事である節分です。
節分と言ったら、「鬼」ですね。
鬼の画像や音声のアプリなどで、頻繁に怖がらせると言うしつけには、賛否が問われてしばらく経ちますが、
古里保育園の節分会では、鬼の怖さだけを過剰に印象づけるものであってはならないと考えています。
鬼が無い節分会は、また難しいと思いますが、何のために園児と節分会をするのか、私たちは、保育者として考えてプランを立てました。
自分の心の中の鬼は、どんな時に出て来てしまうのか、振り返って考える事は、子どもの時代も大人になってからもも大切なことです。
各クラス、節分会に向けて意欲的に鬼のお面や角箱を作りながら、担任の保育士と色々な話をしてきました。「おこりんぼ鬼」「泣き虫鬼」「いじわる鬼」など、たくさんでました。
また、昨今の色々な事件を聞くと、自分の身を守る事、世の中には、怖い者が近くに現れるかも知れないという、脅しでは無い教えは、今の子どもたちには身につけてほしいスキルではないでしょうか。
一人で勝手に親から離れて歩く事、学校の下校の時に知らない人について行かない事など、防犯の面においても、以前よりも子どもたちに求められるのではないでしょうか。
各ご家庭にとって、鬼とは、一体何でしょうか?
乳幼児期の今、そばにいて教えてあげをられる事をどうぞご家庭でもご指導よろしくお願いします。